大学病院で行われる看護師の勉強会の中身とは?

女性30代
消化器内科4年、救急病棟2年、血液内科2年半、外来2年3ヶ月
看護師として13年間勤務している間に子供を2人出産し、しばらくは子育てと両立しながら働いていましたが、現在は専業主婦をしています。

職場は大学病院

大学病院の消化器内科、救急病棟、血液内科、外来で勤務していました。

就職した理由

通っていた看護専門学校が大学病院の付属だったため、そのまま大学病院に就職しました。

看護師の勉強内容

・疾患や治療法について
4月・5月頃に新人看護師向けに医師が疾患や治療法について教えてくれ、消化器内科の場合、肝臓がんの肝動脈塞栓術や胃・大腸ポリープ、食道静脈瘤の内視鏡治療について治療方法や治療後に起きる副作用、観察点を教えてもらいました。
・人工呼吸器などの医療機器の使用方法
新しい医療機器を使用することになった時に、会社の方が来られて実際に機器の使用方法や注意点について教えてもらいました。
・患者急変時の対応
実際に患者が急変した時にどのように対応するのかを患者役と看護師役に分かれて行い、そのあと気づいたことやこうした方が良いなどみんなで意見を出し合って勉強しました。
・実際に起きたインシデントの振り返り
病棟で起きたインシデントを症例に出して、グループワークで分析し対応策を出し合いました。

勉強会の出席者

勉強会は日勤勤務者は全員参加で、勉強会の当番看護師や新人看護師は休日や夜勤明けでも出席していました。

勉強会の時間

日勤が忙しい時は17時半ごろから始まることもありましたが、基本は17時〜18時半頃まで行っていました。

勉強が役立つこと

疾患や治療法に関する勉強会や医療機器の使用方法は、知識を身につけられるので実際に勤務するうえで役に立ち、とても助かりました。
その他の勉強会は、毎月勉強会をしなければならないから行っているだけで、忙しい時は早く仕事を終わらせて帰りたいと思っていました。

勉強会に望むこと

病棟の看護師同士で勉強会を行うのはあまり役に立たないので、医師や認定看護師、他職種の人から専門的なことを学べる勉強会を行ってほしいです。